日曜日はなかった。

Sunday is dead. 日々の雑感。見たアニメや映画、読んだ本とかについて。

「大阪てのひら怪談」に行ってきました。

 
2016. 2. 6~2. 17で開催していた『掌中世界 大阪てのひら怪談』という展示会に、先日行ってまいりました。
800文字の怪談ショートショートを一般公募していたイベントです。
 
それで、いきなりですけど。
このたび『トライアゲイン』という拙作が優秀賞を頂きました。
嘘じゃないか。嘘じゃなかったです。
まあ、筆名なんでたしかに証拠はないんですが。
でも目の前に、たこ焼きを模したかわいいトロフィーもあるので信じてほしい。
 

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ちなみに後ろのは本物のたこ焼きですね。
 
ヒトに手放しで褒められるといった体験は小学生以来ないもので、しかもそれが自分の血と肉を形成してきたような本を書いてきた作者からですからね。褒められると恥ずかしくて恐れ多くてずっと足が震えっぱなしでした。なんて返したら良いかぜんぜんわかりません。スマートに「ありがとうございます!」ニコッていけると良いんですけど、目をそらして「いや~…」ってモゴモゴ言うだけでした。
その点は、ほんと、
ありがとうございます!
(ありがとうございます!)(唱和)
 
今まで「てのひら怪談」の「て」の字も知らずに、審査員にいらっしゃった牧野修と酉島伝法に釣られて「ヨッシャ 好きな小説の作者に自作読んでもらえるとか、それだけでご褒美ぞ」の邪な気持ちで応募したものですから、このような結果は寝耳に水です。こんなことになるなら、もっと文章レイアウトのちゃんとしたのを出せばよかった…!(少しずれている)
 
そんな拙作も含め、ブログでほかの方の受賞作も読めるようになったので、ぜひみなさん見てみてください。どれもこれも手を打つ発想で素晴らしくてたまりませんです。個人的には、佳作「出身地」がめちゃくちゃ笑えてお気に入りでした。(怪談コンテストなのにね!)
 
あと、まったく怪談読んでない罪滅ぼしに『文豪てのひら怪談』『あめだま』を買ったので、これからバシバシ怪談読もうと思います。
まったくもう。怪談は奥が深いっ。

■そしてこれ(↑)とは全く関係ないんですけど

小林泰三, 田中哲弥, YOUCHAN, 田中啓文, 我孫子武丸, 磯田さわ吾, 近藤史恵, 北野勇作, 牧野修の超豪華メンバーが集った"官能小説"同人誌『こんなのはじめて』を大阪行ったついでに購入しました。
 

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委託書店が次々と店頭販売売り切れになっていってたので、たいへんうれしい。
これは入手できた自慢ですね。
 
以上、うれしいことばかりでした。
これで何か悪いことが起きなければいいんですけどね!(フラグ)
 
文豪てのひら怪談 (ポプラ文庫 ひ 1-1)

文豪てのひら怪談 (ポプラ文庫 ひ 1-1)

 

 

あめだま

あめだま